
クレジットカード決済端末はどれを導入すればいいんだろう…
みなさん、こんにちは。デリマ編集部の佐々木です。
当社は飲食店のオーナーさん向けに、飲食店に特化したマーケティング・集客ノウハウと、Uber Eatsなどのフードデリバリーの導入支援を無料で行っています。
この記事では、飲食店の売上に直結する「クレジットカード決済端末の選び方」をテーマに、対応ブランドが多くて決済手数料も安いおすすめ端末を紹介します。
僕自身も飲食店では、スピーディーかつ小銭が必要ない便利さからクレジットカードを使うことが多いのですが、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済で支払う人は全国平均で約85%もいるようです。
キャッシュレス決済を導入すれば、常日頃からカード決済をしているお客様にストレスなく利用してもらいやすくなるため、お店の売上アップ&コストダウンにつながるでしょう!
ただ、クレジットカードの決済端末にはさまざまな特徴があるので、どんな端末を導入すればよいのか悩みますよね。
そこで今回は、おすすめのクレジットカード決済端末を4つ紹介します。決済端末選びに悩んでいる方は、この記事を参考にしてくださいね!



それぞれの特徴や手数料、使いやすさをチェックしてね!
代表的な決済端末の比較表(2025年最新版)
端末名 | 手数料 | 月額費用 | 対応決済 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
Square | 3.25%〜 | 無料 | クレカ・交通IC | 小型でオシャレ。即日審査あり |
AirPAY | 3.24%〜 | 無料 | クレカ・QR・IC | 多機能・キャンペーン豊富 |
STORES決済 | 3.24%〜 | 無料 | クレカ・IC | シンプル操作・サポート充実 |
楽天ペイ | 3.24%〜 | 無料 | クレカ・QR | 楽天経済圏の集客にも強い |
クレジットカード決済を導入した飲食店が負担する手数料
クレジットカード決済を導入すると売上の約3.6%が手数料としてかかります。
たとえば、1万円の会計なら約360円が手数料として差し引かれ、その分利益が減ってしまうことになります。
とはいえ、選ぶ決済端末やサービスによって手数料を抑えることも可能ですし、顧客単価の向上や、現金管理の手間が減るなどのメリットが大きすぎるため、結果としてクレジット決済を導入することで利益向上に繋がりやすいです。
飲食店がクレジットカード決済を導入するメリット
飲食店がクレジットカード決済を導入すると、以下の3つのメリットが得られます。
- 顧客単価が上がる
- 現金管理の手間が減る
- 販売機会が増える
顧客単価が上がる
経済産業省の調査や民間のキャッシュレス推進団体のレポートでは、キャッシュレス決済を導入した飲食店のうち約60%が「顧客単価が増加した」と回答しています。また、平均で10〜20%程度の単価向上が見られた事例もあります。
理由は様々ですが、キャッシュレスであれば、手持ちがないということになりづらいことや、「ポイントが貯まる」などの心理的なお得感も後押ししているからとされています。
現金管理の手間が減る
クレジットカード決済を導入すると、レジ締めやお釣りの準備が楽になって現金管理の手間がぐっと減ります。
実際、中小企業庁の「小規模事業者の業務効率化に関する調査」では、キャッシュレス導入によって1日あたり30分〜1時間の作業時間短縮が可能になったとの報告があります。
販売機会が増える
Visaの調査によると、日本人の約75%が「カードが使えないと買い控えることがある」と回答しています。
また、訪日外国人観光客の動向では、「クレジットカードが使えないこと」が飲食店の不満の上位に挙げられています(観光庁レポートより)。
キャッシュレス派の新規顧客を取りこぼしたくない、訪日観光客にも利用される店舗を目指すなら、カード決済はぜひ活用しましょう!
クレジットカード決済端末の選び方【5つのポイント】
クレジットカード決済端末を選ぶときは、「手数料」「機能」「使いやすさ」「対応ブランド」「サポート体制」など、いくつかの視点で比べることが重要です。以下に、わかりやすく整理してご紹介します。
① 決済手数料の低さで選ぶ(目安:3.25%以下)
決済ごとに差し引かれる手数料は、売上に直結する大事なポイントです。たとえば、1回の決済で3.6% vs 3.0%では、売上が1000万円あるときの差は6万円にもなります。
- Visa / MasterCard / JCB など、ブランドごとの手数料差も確認。
- 固定費ゼロ・月額ゼロかどうかも併せて確認。
② 自店舗に合った機能があるか
飲食店では「テーブル会計」や「テイクアウト対応」「レシート印刷」などが重要。持ち運びできるモバイル端末タイプや、POS連携対応のものも便利。
- Wi-Fiなしでも使えるか(4G対応)
- レシートプリンター内蔵 or Bluetoothで印刷可
- 複数人で使えるユーザー管理機能
③ 操作のしやすさ(スタッフの負担軽減)
飲食店では回転率が大事なので、レジ前で手間取らない操作性も重要。非接触・タッチ決済に対応していると、スムーズで顧客満足度もアップ。
- 日本語表示&わかりやすいUIか
- タブレット操作に不慣れなスタッフでも使えるか
④ 対応ブランドと決済方法の幅広さ
カード決済だけでなく、交通系IC・QR決済(PayPayなど)に対応していると顧客の取りこぼしを防げます。インバウンド(訪日外国人)が多いエリアでは、UnionPay(銀聯)やAlipay、WeChat Payといった海外決済ブランドへの対応が必要です。
- Visa / MasterCard / JCB / Amex / Diners
- Apple Pay / iD / QUICPay / 交通系IC / 各種QRコード決済
⑤ 導入のしやすさとサポート体制
中には無料で使える端末もありますが、申し込み〜導入までのサポートがしっかりしているかが鍵。トラブル時の問い合わせ対応や、売上入金のサイクルの早さも比較対象に。
- 審査スピード(即日〜2週間)
- 売上入金:最短翌日入金 or 月2回〜月1回入金
- サポート体制(電話・チャット・訪問対応など)
観点 | 優先したいこと | 向いている端末例 |
---|---|---|
初期費用をかけたくない | 0円で導入できる | Square、AirPAY |
観光客も多い | 多通貨・多決済対応 | AirPAY、楽天ペイ |
スピーディに導入したい | 審査が早い&端末到着も早い | Square |
POSと連携したい | 会計システムと連動 | STORES決済、Airレジ系 |
店内・テーブルで使いたい | モバイル型&Wi-Fi不要 | Square、AirPAY |
飲食店におすすめのクレジットカード決済端末4選!
飲食店におすすめのクレジットカード決済端末として、以下の4つを紹介します。
項目 | Square | Airペイ | STORES 決済 | スマレジ・PAYGATE |
---|---|---|---|---|
端末費用 | 4,980円~ | 0円(要iOS端末) | 0円(キャンペーン時) | 0円(キャンペーン時) |
月額費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 3,300円(条件により0円) |
決済手数料 (Visa/MC) | 2.5% | 3.24% | 3.24% | 1.98%~ |
決済手数料 (交通系IC) | 3.25% | 2.95% | 1.98% | 3.24% |
決済手数料 (PayPay) | 3.25% | 2.95% | 3.24% | 2.00%~ |
入金サイクル(最短) | 翌営業日 | 月3~6回 | 翌々営業日 | 月2回 |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 条件付き無料 | 加盟店負担 |
POSレジ連携 | ◎ (無料高機能POS) | ◎ (Airレジと連携) | 〇 (外部連携可) | ◎ (スマレジと完全統合) |
電話サポート | 10:00-18:00 (土日祝も) | 9:30-23:00 (毎日) | 10:00-18:00 (平日) | 365日 (時間帯制限あり) |
契約期間 | なし | なし | なし | 1年~(キャンペーン時) |
Square


こんな人におすすめ
- 月額無料で、主要クレジットカードに対応したい人
- これからPOSレジを導入するタイミングの人
Squareリーダー(4,980円)、Squareターミナル(39,980円)、Squareスタンド(29,980円)など、多様な選択肢があります。さらに、主要クレジットカード(Visa, Mastercard, JCB, Amexなど)は一律2.5%(新規加盟店、年間決済額3,000万円未満の場合)これは、基本月額無料の端末の中では最安値です。
シンプルなカードリーダーから、レシートプリンター内蔵のオールインワン端末「Squareターミナル」、iPadを本格的なレジにする「Squareスタンド」まで、店舗の規模とスタイルに合わせて選べる豊富なラインナップが特徴。
三井住友銀行またはみずほ銀行を振込口座に指定すれば、売上金は最短翌営業日に入金されます。その他の金融機関の場合は週1回(金曜日入金)となります。
また、無料の「Square POSレジ」は、売上分析機能が特に強力で、商品別・時間帯別の売上動向やリピーター分析などを直感的に行えるのが便利。その他、オンラインストア開設機能や、メールで決済リンクを送れる「Square 請求書」など、店舗外での売上機会を創出するツールも充実しています。
Airペイ


こんな人におすすめ
- 完全に初期費用無料でスタートしたい人
- iPadやiPhoneをビジネス用途で使える人
Airペイは、「初期費用・月額費用0円」と「業界最安水準の手数料」を掲げ、コストを最優先する小規模事業者に絶大な支持を得ている株式会社リクルートが提供する決済サービスです。特に、無料POSレジアプリ「Airレジ」との連携による業務効率化は大きな魅力。iPadやiPhoneを既に所有している、あるいは導入に抵抗がない店舗にとって、非常に有力な選択肢となります。
初期費用は0円で、スマホやタブレットがあればすぐに使えます。特に、クレジットカード・電子マネーの手数料は3.24%、交通系電子マネーは2.95%。QRコード決済は、COIN+が0.99%(税別)と極めて低いのが特徴で、その他主要QRは2.95%です。
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行を指定した場合は月6回、その他の金融機関では月3回の入金。最短翌日ではないものの、高い頻度で入金されるため、キャッシュフローは安定しやすいです。
ただし、無料の「Airレジ」との連携が前提かつ、iPad/iPhoneが必須である点に注意。また、カードリーダー単体では機能しないため、常に2つのデバイス(リーダーとiPad/iPhone)を管理する必要があります。
STORE決済


こんな人におすすめ
- 学生や通勤客などの交通系ICでの決済受付が多い店舗
- ネットショップ「STORES」と連携したい人
STORE決済は、特に中小規模の小売店や飲食店をターゲットに、シンプルさと低コストを両立させた決済サービスです。特筆すべきは交通系電子マネーの手数料率の低さで、駅近の店舗や通勤・通学客が多い立地で強みを発揮します。ネットショップ作成サービス「STORES」との連携もスムーズで、実店舗とオンラインの双方でビジネスを展開する事業者に適しています。
クレジットカードは3.24%(一部業種では1.98%~)、交通系電子マネーは1.98%と業界最安水準。QUICPay+やiD、主要QRコード決済は3.24%。10万円以上の自動入金は無料。手動入金や10万円未満の場合は手数料が発生します。
PAYGATE Station


こんな人におすすめ
- 月間のクレジットカード決済金額が330万円以上の人
- 365日対応のサポートの手厚さを求める人
PAYGATE Stationは、高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」を提供する株式会社スマレジによる決済サービス。最大の特長は、スマレジとの完全なシステム連携です。既にスマレジを導入している、あるいは導入を検討している飲食店にとって、会計業務の効率化とデータの一元管理を実現する上で、これ以上ない選択肢でしょう。
プリンター内蔵のオールインワン型ポータブル端末「PAYGATE Station」は4G回線にも対応し、単体で決済からレシート発行まで完結できるため、テーブル会計や屋外イベントで高い利便性を発揮します。
入金サイクルは月2回(15日締め当月末払い、月末締め翌月15日払い)。QRコード決済分は月1回。
端末費用: 39,600円だが、キャンペーンにより0円になることも多く、月額費用は3,300円。ただし、スマレジの有料プラン契約者は月額0円になるプランもあります。手数料がかなり安く設定されていて、中小事業者向けプランではクレジットカードが1.98%~、QRコード決済が2.00%~と最安値で、電子マネーは3.24%と他の端末と大差はありません。
導入までの審査期間が長く、1.5ヶ月から最大4ヶ月かかる場合があるため、開業が迫っている店舗には不向き 。また、振込手数料が加盟店負担である点も考慮が必要です。
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飲食店のクレジットカードの決済手数料に関するよくある質問
- クレジットカード決済端末を導入するのに、初期費用はいくらくらいかかりますか?
-
端末本体の価格は0円〜数万円まで幅があります。
最近は「Square」や「Airペイ」など、無料レンタルやキャッシュバックキャンペーンを行っている場合も多く、導入コストを抑えやすいです。 - クレジットカードだけでなく、QRコード決済も使える端末はありますか?
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この記事でおすすめしている端末はクレジットカードだけではなく、交通系IC・QRコード(PayPay・楽天ペイなど)を一台で対応できるオールインワン端末です。
- 通信環境が不安定な場所でも使えますか?
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多くの端末はWi-FiまたはBluetooth接続を利用しますが、「Square Terminal」や「stera pack」など一部端末はSIMカード対応(4G通信)しているため、屋外イベントやキッチンカーでも利用可能です。
- レシート印刷は必要ですか?電子レシートでも大丈夫?
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最近では電子レシート(メール送信)対応の端末も増えています。印刷機能付き端末(例:Square Terminal)もありますが、紙のレシートを省略すればコスト削減とエコ対応の両立が可能です。
まとめ
おすすめのクレジットカード決済端末は、Square Rearderです。小型の端末をスマホやタブレットとつなげるだけで、すぐに決済できますよ。手数料は3.25%で面倒な手続きが要らないため、クレジットカード決済端末選びに悩んでいる方はぜひ導入を考えてみてくださいね!
もし、クレジットカード決済手数料に関して不明点があれば、弊社にお問い合わせください。弊社にお問い合わせしていただければ、お客様の悩みごとを改善できるようにサポートさせていただきます。