フードデリバリーサービス業界は盛衰が激しく、せっかく店舗ページを作り込んだのにサービス自体が終了してしまってはせっかくの努力も水の泡になってしまいます。
そうならないためにも、現在のデリバリーサービス全体の勢力や、実際に利用するときの手数料やサポート体制について国内で展開している5社のサービスを徹底比較しました!
この記事を読めば、最適なデリバリーサービスをスムーズに選び、明日から、いや今日からでもデリバリーサービスを始めることができます。
店舗オーナーがデリバリーサービスを選ぶ際のポイント
フードデリバリーサービスは、いまや飲食業界における不可欠なサービスとなっています。新型コロナウイルスの影響から爆発的に増え、消費者のライフスタイルの変化など、外食の代わりに自宅で食事を楽しみたいというニーズが高まっています。フードデリバリーサービスは、店舗の新しい収益源となるだけでなく、ブランドの露出を増やし、新しい顧客層にアプローチする手段ともなります。
デリバリーサービスを選ぶ際は以下の3つのポイントを意識しましょう。
- ユーザー数: ユーザー数が多いほど注文が入りやすく、売上に繋がります。
- 手数料: 各サービスで異なる手数料構造を理解し、売上とバランスを取る必要があります。
- エリア対応: サービスが提供する地域と自店の地域が一致するか確認が必要です。
おすすめデリバリーサービス5社一覧
ここでは現在日本国内で利用できるデリバリーサービス5社を簡単に紹介します。
- Uber Eats(ウーバーイーツ)
- 出前館
- menu(メニュー)
- Wolt (ウォルト)
- ごちクル
Chompy(チョンピー)
Coupang(クーパン)
DiDi Food(ディディ フード)
DoorDash(ドアダッシュ)
dデリバリー
foodpanda(フードパンダ)
HelloFresh(ハローフレッシュ)
LINEデリマ
X TABLE(クロステーブル)
つなぐデリ
Go Dine(ゴ ーダイン)
楽天ぐるなびデリバリー
anyCarry(エニキャリ)※2023年12月31日に終了
fineDine(ファインダイン)※2024年5月26日に終了
フードデリバリー | おすすめ度 | ユーザー数 | 掲載店舗数 | エリア | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
Uber Eats | ★★★★★ | 1,550万人 | 180,000店舗 | 全国(※対象外の市町村もあり) | 売上の35% | 知名度高く、幅広い店舗が登録 |
出前館 | ★★★★★ | 1,660万人 | 100,000店舗 | 全国(※対象外の市町村もあり) | 売上の40% | 知名度高く、幅広い店舗が登録 |
menu | ★★★★ | 524万人 | 91,000店舗 | 33都道府県 | 売上の34% | ガチャ機能やアニメコラボなど独自のコンテンツが豊富 |
Wolt | ★★★★ | 375万人 | 50,000店舗 | 24都道府県118エリア | 売上の30% | 広島、北海道ではUber Eatsより普及 |
ごちクル | ★★ | 非公開 | 非公開 | 東京都すべて | 非公開 | 仕出し・法人向けサービスが充実 |
各社のユーザー数の比較
各デリバリーサービスの1年間(2023年6月~2024年5月)のアプリユーザー数を表にまとめます。
フードデリバリー | ユーザー数 |
---|---|
Uber Eats | 1,550万人 |
出前館 | 1,660万人 |
menu | 524万人 |
Wolt | 375万人 |
ごちクル | 非公開 |
出典:人気デリバリーアプリ「Uber Eats」「出前館」「menu」「Wolt」のポジション分析
国内では、Uber Eatsと出前館が2強です。全国的に有名なUber Eatsと出前館に対して、Wolt、menuは比較的地方で勢力を拡大しています。あなたの店舗の周辺でどのサービスが普及しているか調べてみて、悩んだ場合にはUber EatsとWolt、などいくつかのデリバリーサービスを併用することも可能です。
各社の手数料の比較
各デリバリーサービスの手数料を表にまとめます。
フードデリバリー | 手数料 |
---|---|
Uber Eats | 売上の35% |
出前館 | 売上の40% |
menu | 売上の34% |
Wolt | 売上の30% |
ごちクル | 非公開 |
この手数料分を上乗せした料金をメニュー価格に設定することが多いため、飲食店側の負担になることはあまりありません。
各社のサービスエリアの比較
各デリバリーサービスの対応エリアを表にまとめます。
フードデリバリー | 対応エリア |
---|---|
Uber Eats | 全国(※対象外の市町村もあり) |
出前館 | 全国(※対象外の市町村もあり) |
menu | 33都道府県 |
Wolt | 24都道府県118エリア |
ごちクル | 東京都すべて |
各社のプロモーション支援
フードデリバリー | プロモーション支援 |
---|---|
Uber Eats | 対象店舗割引キャンペーン(多数) |
出前館 | 対象店舗割引キャンペーン(多数) |
menu | 対象店舗クーポン(多数) |
Wolt | 対象店舗割引キャンペーン(多数) |
ごちクル | 会員登録1000ptプレゼント |
上記のデリバリーサービスはすべて、共同プロモーション、特集ページへの掲載、ソーシャルメディアの活用など、なんらかの店舗のマーケティング支援も提供しています。
プロモーションの充実度でいえば、時期ごとに配達料無料キャンペーンや、対象店舗で20%も割引をしている、Uber Eatsと出前館とWoltが頭一つ抜けています。
それに追随するのが、menuで、特にmenuはコンビニなどで使えるクーポンが充実しているので、コンビニが多い地域の店舗でmenuとの相性が良さそうです。
よくある質問
- デリバリーサービスを始める際の初期費用は?
-
主に、加盟初期費用と、タブレットなどの購入費用の2つに費用がかかります。ただし、加盟初期費用については各デリバリーサービスが無料キャンペーンをしていることが多いので、2025年2月現在だと上記のデリバリーサービスは無料で登録が可能です。
- デリバリーサービスを選ぶ際の最も重要なポイントは何ですか?
-
全国対応しているサービスはUber Eatsと出前館しかないため、まずは、あなたの店舗の住所が提供エリアに含まれるサービスから選びましょう。そのうえで、プロモーションの充実を選ぶのであればUber Eatsと出前館とWoltとmenuの4社がおすすめです。
- プロモーション支援はどのように活用できるのですか?
-
基本的には本部側がプロモーションを設定し、販促活動を行ってくれるため、店舗側ですべきことはありません。
まとめ
この記事では、国内で展開している7社のデリバリーサービスを徹底比較しました。
フードデリバリー | おすすめ度 | ユーザー数 | 掲載店舗数 | エリア | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
Uber Eats | ★★★★★ | 1,550万人 | 180,000店舗 | 全国(※対象外の市町村もあり) | 売上の35% | 知名度高く、幅広い店舗が登録 |
出前館 | ★★★★★ | 1,660万人 | 100,000店舗 | 全国(※対象外の市町村もあり) | 売上の40% | 知名度高く、幅広い店舗が登録 |
menu | ★★★★ | 524万人 | 91,000店舗 | 33都道府県 | 売上の34% | ガチャ機能やアニメコラボなど独自のコンテンツが豊富 |
Wolt | ★★★★ | 375万人 | 50,000店舗 | 24都道府県118エリア | 売上の30% | 広島、北海道ではUber Eatsより普及 |
ごちクル | ★★ | 非公開 | 非公開 | 東京都すべて | 非公開 | 仕出し・法人向けサービスが充実 |
デリバリーサービスには複数加盟することも可能ですので、気になるものがあればすべて登録してみることもOKです。
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